講師あれこれ③

前回は元婦人警官のAnn Ruleさんの本を読むのに格闘していたころの話でした

 

もちろん読んで理解したいなという気持ちばかり先行していました

「どうすればいいのかな、、」 「取り合えず読めばわかってくるのかな、、」 とか

果ては、「ああ学校時代もっと英語の文法を勉強しておけばよかった」とか、、後ろ向きのことも考えたりもしましたが、、

 

でも英語に対する気持ちが熱かったので、またまた良いことがありました  丁度このころに茅ヶ崎英語に巡り合ったのです 最初はクラスのついていくのが精一杯でした ただ毎週行って習って帰り、大して復習もしませんでした よく茅ヶ崎のやり方がまだ飲み込めなかったからです 茅ヶ崎英語は単元ごとに学ぶ単語が分かれています 例えば、政治、経済、事件、その他一般のようにです そのうちに「あれっ、前に出てきた単語が何回か出てきていつの間にか覚えている」というのがうっすら判ってきました   このころになると少しづつ勉強に身が入り、少しでも覚えるぞと欲が出てきて茅ヶ崎英語に集中しだしました

ある日犯罪の章になった時 あのAnn Rule の本で出てきた犯罪用語が運よく出てきました 犯罪用語というと聞こえがいいのですが要するに殺害方法とかです 例えば、strangle, suffocate,  chokeなどの恐ろしい言葉の羅列ですみませんが、また「私知ってる!」と心で叫びました 本で読んだことが役に立ったのを実感した初めての時でした おぞましい言葉ばかりですが知っているという事がとてもうれしくなりました

英文を何とか読もうと努力し、単語の意味をあの手この手で覚え、また別なところでその単語が出てきて,スルッと意味が通じて読めると、当たり前だけれど嬉しくなります。 たくさんたくさん皆さん一緒に嬉しさを体験しましょう 私にしか、あなたにしがわからない地味だけれど素敵な味わいの楽しさです だんだん文章もそのうちに理解できてくるのも充実感が味わえます

一足飛びに英語を理解なんて思わないでくださいね TOEICを急いで何点上げたいとか、、 だってあなたが今話している日本語は何年かけて習得したのですか 20代、30代、40代とそれぞれの年代が話すのに必要な語彙があります 私はそろそろ老後の話、年金、お墓なんて、、、 いえいえ私はいつもYoung at heart!! です  語学をずっと学んで、ある時自分を振り返ると語学だけでなくいろんなことを学んでいたことに気がつきます

「茅ヶ崎東三国校」では講師全員がそれなりに苦労して英語学習をしてきましたので1人ひとりの学習進度を考えて丁寧に指導いたします 誰でも初めての時があるのですから

一緒に楽しく学びましょう お待ちしております 

 

講師あれこれ② Ann RuleのCrime novelに出会う

~~講師あれこれ~~ (その2)

前回はアメリカ滞在先のフィラデルフィアで恐ろしくも思わず読み進んだ本に出会ったことを書きましたがそうこうするうちに帰国の日が近づきました

帰りはハワイ経由で2カ月ばかりハワイに滞在しました 当時はAmazonのような便利なものがありませんでしたので、ハワイでは本を入れて帰る安いバッグを買いもとめ本屋巡りをしては色々買いあさっていました そしてある日、アラモアナショッピングセンターの本屋でフィラデルフィアの時は気がつきませんでしたが’Crime Novel’と言うセクションがアメリカの本屋にはあるのを知りました Crime Novelの棚を見ているとAnn Rule さんはたくさんの本を書いておられるのがわかりました 彼女の本も確か2,3冊ハワイで買ったと思います

日本に無事帰国してから何かと忙しく本を読む時間もあまりなくてあの恐ろしい ノンフィクションのこともわすれていたところ、、  ある夕方 テレビのニュースでテッド・バンディがついに処刑されたという映像が流れました 「私、この人の事を知っている!!」 と思わず叫んでしまいました

このころはまだ、たまたまアメリカで本を買って読んだから知っているぐらいでしたが、、

数日くらいしてからでしょうか最寄りの駅の本屋に立ち寄った時 日本にはクライムノーベル(犯罪小説)の棚は無いのだなあと思いながら、少し並べてあった犯罪関係らしき本の中に、確か「雪山に消えて」というような題のものを見つけました 余り中身を見ないで買いもとめ、家に帰って開けて読んでみると、何とこれがまた信じられないような話ですがあのテッド・バンディの雪山逃亡の話だとわかってぞっとしました 行くところ行くところずっと追いかけられているような気がして、、、

よし!! こうなったら徹底的に読んでやる! 毒を食らわば皿までも! と本当は気弱なくせにいつもの空威張りの癖が出ました

買ってきていたAnn Ruleの本にも取り掛かりましたが何しろ気持ちがテッド・バンディのことに向いていましたので、少し高くつきましたがアメリカから本を取り寄せたりして彼のことを書いた本をあるだけ読もうとしました

でもまだまだ英文の理解としては気力で読んでいるだけのものでした、、、

でもまたいいことも発見したんです この続きはまたの機会に、、、